石油は原油を精製すると、沸点の違いでガソリン・灯油・軽油・重油などに分かれます(→石油の旅)。同じ「油」でも役割はまったく違います。まずは早見表で全体像をつかみましょう。
QUICK TABLE4つの燃料 早見表
| 燃料 | 主な用途 | 引火点(目安) | 危険物分類 | 燃料課税(目安) |
|---|---|---|---|---|
| ガソリン | 乗用車・二輪(ガソリンエンジン) | 約 -40℃以下 | 第4類 第1石油類 | 揮発油税等 約28.7円/L |
| 灯油 | 暖房・給湯・農業ハウス | 約 40℃以上 | 第4類 第2石油類 | なし |
| 軽油 | トラック・バス・建機・農機・船(ディーゼル) | 約 45℃以上 | 第4類 第2石油類 | 軽油引取税 約15円/L |
| A重油 | ボイラー・工場・農業・船舶・発電 | 約 60℃以上 | 第4類 第3石油類 | なし |
※ 引火点は代表的な目安です。税額は2025年12月にガソリン(揮発油税等)、2026年4月に軽油(軽油引取税)の“暫定税率”が廃止され、それぞれ本則の約28.7円/L・15円/Lへ引き下げられました(旧:53.8円/L・32.1円/L)。税率は今後も改正で変わる場合があります。危険物分類は消防法(第4類 引火性液体)に基づきます。
ENGINE vs BURNER大きな分かれ目「エンジン用」か「燃焼用」か
- エンジン用(動力):ガソリン(火花点火)/軽油(圧縮着火)。車・重機を「動かす」燃料。
- 燃焼用(熱):灯油(小型・家庭)/A重油(大型・産業)。「熱を得る」燃料。
DETAIL組み合わせ別・違いのポイント
軽油と灯油
見た目が似ていますが、軽油はエンジン用・灯油は暖房用。軽油には軽油引取税(約15円/L。2026年4月に暫定税率が廃止され32.1円/L→15円/L)がかかり、灯油にはかかりません。互いの代用は不可です。
ガソリンと軽油
エンジンの仕組みが違います。ガソリンは引火点が非常に低く危険(気化しやすい)、軽油は引火点が高め。入れ間違いは重大故障のもと。
軽油とA重油
軽油はエンジン用、A重油は燃焼(ボイラー等)用。A重油は軽油より重く粘度が高く、工場・施設・農業・船舶の大型機器向けです。
灯油とA重油
どちらも熱を得る燃料ですが、灯油は家庭・小型、A重油は産業・大型。大量に燃やす用途はA重油が経済的です。
OUR LINEUP根木石油の取扱(全部そろいます)
FAQよくあるご質問
軽油はエンジン用(トラック・建機)、灯油は暖房用。軽油には軽油引取税がかかり灯油にはかからない。代用不可で、ディーゼル車への灯油使用は脱税で厳禁。
ガソリン=火花点火(引火点約-40℃)、軽油=圧縮着火(引火点約45℃以上)。仕組みも性質も別物で入れ間違いは重大故障の原因。
重油の一種でボイラー・工場・船舶・発電用。軽油より重く粘度が高い。軽油=エンジン用、A重油=燃焼用。
どちらも熱用ですが灯油=家庭・小型、A重油=産業・大型。大量燃焼はA重油が経済的。
目安でガソリン約28.7円/L、軽油15円/Lの課税(2025年12月・2026年4月に暫定税率が廃止され、53.8円/L・32.1円/Lから引き下げ)。灯油・A重油はこれらの課税なし。
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関連ページ
※ 本ページは消防法(危険物)や各種税制、石油製品の一般的な性状にもとづく解説です。引火点・税額・分類は代表的な目安で、税率は改正により変わります。正確な数値・適用は各法令・供給元でご確認ください。